492mで高さ世界一、上海に08年完成 森ビル | 三太・ケンチク・日記

492mで高さ世界一、上海に08年完成 森ビル


森ビルは18日、上海・浦東地区で建設中の101階建て、「高さ世界一」のビルの完成時期が08年初頭になると明らかにした。資金繰りや40社にのぼる出資企業の間の調整が難航し、2回にわたって工事が中断。完成を危ぶむ地元メディアもあった。04年11月に建設を再開していた。森稔社長は現地で記者会見し「今回は完成させられる確信を持って上海に来た」とアピールした。




ビル名は「上海環球金融中心」。高さ492メートルで、アンテナなど突起物を除くビル本体の高さは世界一となる見通し。延べ床面積は六本木ヒルズ森タワーと同規模の約38万平方メートル。店舗やオフィスのほか79~93階ではパークハイアットホテルがスイートルーム中心の高級ホテルを運営する。
朝日新聞:2005年10月19日

浦東新区、近未来の開発イメージ

上海環球金融中心」の設計は、超高層ビルのデザインでは実績のあるアメリカのKPF(コーン・ペダーセン・フォックス・アソシエイト)によるものです。斬新でシンボリックな外観デザインは、国際都市・上海の新しいランドマークとなることでしょう。他に日本国内でKPFは、JR名古屋駅ビルの「JRセントラルタワーズ」、日本橋東急百貨店(旧白木屋)跡地の再開発、「日本橋一丁目ビルディング(COREDO日本橋)」、そして「六本木ヒルズ」などに「デザイン・コンサルタント・アーキテクト」として関わっています。