日本人建築家、師匠と弟子、ダブルで快挙! | 三太・ケンチク・日記

日本人建築家、師匠と弟子、ダブルで快挙!

金沢21世紀美術館

「SANAA」の妹島和世(左)と西沢立衛


ルーブル美術館 別館の設計を日本人建築家が担当

パリのルーブル美術館が仏北部パ・ド・カレー県ランスに建設を予定している別館「ルーブル・ランス」の設計を日本人建築家、妹島和世(せじま・かずよ)、西沢立衛(にしざわ・りゅうえ)両氏の事務所「SANAA」が担当することが26日、決まった。設計の国際公開競技には約120組が参加。26日開かれたノール・パ・ド・カレー地域圏議会選考委員会の結果、最終選考に残った3組の中から選ばれた。SANAAの設計案はコンクリートと金属の幾何学的な組み合わせを基盤に、自然光を最大限に活用するためガラスの平屋根を採用している。地域圏議会副議長のラング元文化相は記者団に「空に向かって開かれた透明感あふれる設計で、環境を大切にしている。フランスの重要な公共建築物女性(妹島氏)が手がけるのは初めてだ」と述べた。「ルーブル・ランス」建設は仏政府が進める地方分権政策の一環で、08年末に完工、09年初めに開館の予定。パリのルーブル美術館の収蔵品のうち数百点が展示される。
毎日新聞:9月27日

せんだいメディアテーク

伊東豊雄


建築家の伊東豊雄さん、英国の建築賞を受賞

ロンドンの王立英国建築家協会(RIBA)は29日、06年のロイヤル・ゴールドメダルを日本人建築家、伊東豊雄さん(64)に贈ることに決めたと発表した。同賞は150年以上の歴史を持ち、世界の建築に大きな影響を与えた建築家や団体に贈られる。日本人ではこれまで、丹下健三磯崎新安藤忠雄の各氏が受賞。授賞式は06年2月15日、ロンドンで行われる。伊東さんは「シルバーハット」(84年、東京都)、「せんだいメディアテーク」(01年、仙台市)などの建築を設計している。
アサヒコム:2005年09月30日


別館とはいえルーブル美術館の設計を、世界の強豪を抑えて、日本人建築家が獲得しました。妹島和世西沢立衛の「SANAA」です。これは快挙です。実績としては「金沢21世紀美術館」があります。
そして、なんと、妹島の師匠である伊東豊雄が、RIBAのロイヤル・ゴールドメダルだそうです。これも快挙です。

師匠と弟子ダブルで快挙です。素晴らしいですね。