笑う茶碗 | 三太・ケンチク・日記

笑う茶碗

久々に、南伸坊さんの話題を・・・
って、知ってる人は知ってる、知らない人は知らない!

「笑う茶碗」筑摩書房

「夫妻の日常生活を淡々と書いていて、
「なんて馬鹿な夫婦なんだ」と腹を抱えて笑うが、
そのあとしみじみとする。
これは馬鹿な夫と頓珍漢な妻の純愛ストーリーですね。
読み終わると気持ちがいい。
平成版「夫婦善哉」ともいうべき快作で、
本年度ナンバー1のエッセイである。」

と、まあ、新聞の“書評”で嵐山光三郎がベタボメ、
これは読まずにいられない、と、すぐさま本屋へ直行!
確かに“いい書評”は本の売れ行きを大きく左右する?

があ、しかし、なんと新刊本のコーナーに青年とおばさんが立ち読みしている。
あの辺にあるだろうと目星をつけたけど、なかなかどかない、近寄れない。
困り果てて、本屋のおねえさんに、この本どこにありますかと聞いたら、
案の定、立ち読みしている連中の前に・・・

と、まあ、苦労(?)して手に入れた久々の新刊本。
ブックオフの本とは匂いからして違う?
アッという間に、一晩で読み終わりました。

南伸坊、といえば、赤瀬川原平、藤森照信との路上観察でおなじみ!
「モンガイカンの美術館」が傑作、「歴史上の本人」も・・・